2024年05月02日

ラワン材!

息子がラワン材の入手方法を聞いてきた。
ラワン材で何かを造りたいらしい。

なのでK.takanoriに連絡して、製材所からラワン材の板をもらってきた。
その後、多分荷川取漁港にも流木として流れてきたラワンの原木があったはずと。

息子と二人で確認に行くと、既に消えていた。
10年くらい前に、船の積み荷のラワン原木が悪天候で船から落ち、流木となって宮古島の砂浜に漂着した。

原木とか言うけれど、長さは10mくらいで直径が根元部分で1mくらい。
人間で持ち上げることは、まず不可能。

この原木は荷主が回収すると発表したんだけど、回収費用が高くつくので所有権を放棄したと聞いている。
海岸に漂着した原木は、また海上に流れ出ると船に衝突するのであちこちの砂浜に陸揚げされていた。

確か、別の場所にも保管されてたはずなので、記憶を頼りに行ってみた。
2本と記憶してるんだけど、確認にいくとやはりあった。

直径は1m程度で、長さは6mと8mくらい。
昔は流木を発見すると、売却することができるので漁師は相当に嬉しかったに違いない。

現在は、原木製材をする工場も無いので、加工して木材として利用するのは困難。
頑張れば、チェーンソウでなんとかなるけど。

流木は、物凄く危険さあね。
漁港付近に浮いてたら、船が大破するぞ。

相手は、多分10屯くらいはあるので、小さい漁船なんて衝突すれば木端微塵だ。
流木は、1本あれば住宅の材料としてお釣りがくるからやあ。

昔はミニユンボもクレーンも少ないから、輸送するのも大仕事。
大抵は砂浜に打ち上げられて、再び海に流れないように岩とかに係留させられている。

所有者が居ますよの印として、発見者がタガネとかを打ち込んでおくのね。
それをトラッククレーンが横付けされるような場所まで、チェーンブロックで移動するか、再び海に轢き釣り出して漁船で漁港の桟橋まで移動して、クレーンでトラックに積み込み。

製材所があれば、いいんだけどやあ。



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Posted by 福原組設計事務所 at 20:26│Comments(1)宮古島
この記事へのコメント
木材流木2016年パプアニューギニアから中国に向けた船が
沈没宮古島に30本以上が漂着の事故が有りましたね 保良
漁港にも流れ着いたとの記事が有ります 10m直径1m巨
大な材木ですねそれが海岸に漂着されその後の処置が大変
でしたね タイタニックは氷山で沈んだけれど漁船は此れ
にぶち当たったら沈没は避けられないでしょう 現物は大
変な価値が有りますね 今は自然保護で木材の伐採は少な
くなっているので木材需要が高まっているとの事ですね
秋田の山の中では盗伐が横行しているとの事です 自然破
壊により土石流の発生や水害の発生が見られるとの事
それにしても流木の価値は上がっているかも知れませんね
発見者が所有者に成れるのですね 海岸線から10m直径1mもの木材の運び出しは重機が入れる所迄の移動が問題ですね船の運搬力は偉大ですね
Posted by ふくう at 2024年05月02日 21:22
 
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