2012年08月22日
台風対策!
中国と朝鮮に向かう予定の台風が接近しております。
皆さん、台風対策は万全でしょうか?
昔の、つってもほんの40年前なんだけどね。
40年前の台風対策は大変だった。
今のように気密性の高いアルミサッシの無い時代だからね。
ガラス戸つっても木建具に薄いガラスなので台風の風に全然対抗できない。
なので台風接近と同時に雨戸を閉める。
そしてその雨戸も台風の風圧でしなり、敷居鴨居から外れたりするので雨戸は木枠にしっかりと釘止め。
これで中からは絶対に開けられない棺桶状態となる。
雨戸を釘で固定するのは、屋根がセメント瓦などで小屋組が木製の場合、雨戸が風で吹き飛ばされると建物内に風が入り込み、入った風が内側から屋根を持ち上げて建物を木っ端微塵にすることから。
木造の瓦葺きなんてのは瓦の自重で安定するように作られているので瓦は常に鉛直方向に荷重が作用する。
そして下から吹き上げられるなんてのは夢想だにしていないので風が建物内部から吹くといとも簡単に屋根が破壊される。
だから瓦屋根の人々は執拗なまでに雨戸を固定する。
コンクリートの建物でも雨戸は必需品で台風接近と同時に外界を伺うことができるのは、雨戸の隙間からだったりする。
暴風域に入ると、当たり前のように停電になり昼なお暗い居住空間になる。
頼みの綱はラジオだけ。
停電なのでテレビはつけられないし、よしんばテレビがついたとしても同時放送じゃなく、OHK那覇でビデオに録画した放送を一日若しくは半日遅れで放送していた時代だからな。
相撲放送も千秋楽は翌日の月曜日だ。
朝のニュースを夕方流すので夕方6時にアナウンサーが当たり前のように「おはようございます」と挨拶する。
昔の台風では茅葺きの馬小屋は茅が全て吹き飛ばされびしょぬれになった馬や牛が震えていたりした。
昔は、家々に吹き飛びそうなものが多くあってな。
吹き飛びで一番にあげられるのは瓦ね。
内地でも瓦が風に煽られて屋根のトタンを直撃し雨漏り被害なんてザラさあね。
いまじゃあ、雨戸なんていってもアルミでできていて、果たしてアルミのような軽量の建具が台風の風を遮れるか物凄く疑問だ。
飛んできた物を防ぐ役目もあるんだろうけど、アルミの雨戸なんてそんなに期待できないと思うな。
植物園の馬小屋の雨戸なんて宮古馬の憂さ晴らしの蹴りで見事に壊れているからね。
まあ、アルミサッシの強度も増したし、ガラスだって厚みを持たせてそれなりに風に耐えうるようにできているさあね。
学校の建物なんて雨戸もないのに台風でも大丈夫だ。
もし、ガラスが割れるとしたら尾崎豊のように夜中に金属バットってところだな。
台風対策でめんどくさいのが植木鉢な。
植物なんて地植えが好ましいのだからなにも好き好んで鉢に収めなくてもと思うな。
好きな人には申し訳ないけど。
そして植木鉢を室内に避難させると鉢に住み着いたありんこが大量に室内に湧いて出るんだよな。
くれぐれもお大事に!
皆さん、台風対策は万全でしょうか?
昔の、つってもほんの40年前なんだけどね。
40年前の台風対策は大変だった。
今のように気密性の高いアルミサッシの無い時代だからね。
ガラス戸つっても木建具に薄いガラスなので台風の風に全然対抗できない。
なので台風接近と同時に雨戸を閉める。
そしてその雨戸も台風の風圧でしなり、敷居鴨居から外れたりするので雨戸は木枠にしっかりと釘止め。
これで中からは絶対に開けられない棺桶状態となる。
雨戸を釘で固定するのは、屋根がセメント瓦などで小屋組が木製の場合、雨戸が風で吹き飛ばされると建物内に風が入り込み、入った風が内側から屋根を持ち上げて建物を木っ端微塵にすることから。
木造の瓦葺きなんてのは瓦の自重で安定するように作られているので瓦は常に鉛直方向に荷重が作用する。
そして下から吹き上げられるなんてのは夢想だにしていないので風が建物内部から吹くといとも簡単に屋根が破壊される。
だから瓦屋根の人々は執拗なまでに雨戸を固定する。
コンクリートの建物でも雨戸は必需品で台風接近と同時に外界を伺うことができるのは、雨戸の隙間からだったりする。
暴風域に入ると、当たり前のように停電になり昼なお暗い居住空間になる。
頼みの綱はラジオだけ。
停電なのでテレビはつけられないし、よしんばテレビがついたとしても同時放送じゃなく、OHK那覇でビデオに録画した放送を一日若しくは半日遅れで放送していた時代だからな。
相撲放送も千秋楽は翌日の月曜日だ。
朝のニュースを夕方流すので夕方6時にアナウンサーが当たり前のように「おはようございます」と挨拶する。
昔の台風では茅葺きの馬小屋は茅が全て吹き飛ばされびしょぬれになった馬や牛が震えていたりした。
昔は、家々に吹き飛びそうなものが多くあってな。
吹き飛びで一番にあげられるのは瓦ね。
内地でも瓦が風に煽られて屋根のトタンを直撃し雨漏り被害なんてザラさあね。
いまじゃあ、雨戸なんていってもアルミでできていて、果たしてアルミのような軽量の建具が台風の風を遮れるか物凄く疑問だ。
飛んできた物を防ぐ役目もあるんだろうけど、アルミの雨戸なんてそんなに期待できないと思うな。
植物園の馬小屋の雨戸なんて宮古馬の憂さ晴らしの蹴りで見事に壊れているからね。
まあ、アルミサッシの強度も増したし、ガラスだって厚みを持たせてそれなりに風に耐えうるようにできているさあね。
学校の建物なんて雨戸もないのに台風でも大丈夫だ。
もし、ガラスが割れるとしたら尾崎豊のように夜中に金属バットってところだな。
台風対策でめんどくさいのが植木鉢な。
植物なんて地植えが好ましいのだからなにも好き好んで鉢に収めなくてもと思うな。
好きな人には申し訳ないけど。
そして植木鉢を室内に避難させると鉢に住み着いたありんこが大量に室内に湧いて出るんだよな。
くれぐれもお大事に!
Posted by 福原組設計事務所 at 02:33│Comments(1)
│宮古島
この記事へのコメント
5年ぐらい前の強烈台風
測候所の風速計が吹っ飛んで計測不能
の風力90M超えたかもとの事だった
過ぎた後オーシャンにひでおさんに
連れて行ってもらった
途中の茶屋がコンクリートの枠だけ残っていて
サッシや内装が全部無くなっていた
自然の力の凄さを始めて見ました
何事もなく過ぎ去って頂たいですね
測候所の風速計が吹っ飛んで計測不能
の風力90M超えたかもとの事だった
過ぎた後オーシャンにひでおさんに
連れて行ってもらった
途中の茶屋がコンクリートの枠だけ残っていて
サッシや内装が全部無くなっていた
自然の力の凄さを始めて見ました
何事もなく過ぎ去って頂たいですね
Posted by ふくう at 2012年08月22日 11:03